神戸市 灘区 あぶらこぼし鍼灸院
あぶらこぼし鍼灸院のとがわです。
アーミッシュというのはアメリカにおけるドイツ系移民かつ特定の宗教集団です。
ウィキペディアによると35万人だそうです(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5)。
そんなにいるのかとおどろきました。
アーミッシュはキリストの教えを厳格に守る人々で、農耕、牧畜を仕事にしていることが多いです。
多くは言及しませんが、アーミッシュは土に親しんで科学的に浄化されるような生活はしていません。
アーミッシュはアレルギーなる比率が極端に低いという記事が出ていました。「アーミッシュの小児とフッタライトの小児では遺伝的祖先と生活様式が似ているにもかかわらず,アーミッシュの喘息有病率はフッタライトの 1/4,アレルゲン感作率は 1/6 であり,ハウスダスト中のエンドトキシンの中央値は 6.8 倍であった.アーミッシュとフッタライトでは,住居のハウスダスト試料の細菌構成にも相違が認められた.また,小児の自然免疫細胞の割合,表現型,機能にも著明な差が認められた.実験的アレルギー性喘息モデルマウスにアーミッシュの住居のハウスダスト抽出液を鼻腔内滴下すると,気道過敏性と好酸球増多が有意に抑制されたが,フッタライトの住居のハウスダスト抽出液では認められなかった.自然免疫のシグナル伝達に重要な分子である MyD88 と Trif が欠損しているマウスでは,これらの防御効果は打ち消された.
ヒトとマウスで行った今回の研究の結果から,アーミッシュの生活環境は,自然免疫応答を誘発・形成することによって,喘息に対する防御効果を付与することが示唆される.(米国国立衛生研究所ほかから研究助成を受けた.)(https://www.nejm.jp/abstract/vol375.p411)。」
ということです。
アーミッシュの生活環境がアレルギーを抑制したことは日本人にとっても他人事ではありません。
人間に寄生している(共生している)菌等は人間の細胞よりも多いといわれています。
その菌たちと共生せずに取り除くことに偏重してきたことがアレルギーの発生率に影響しているということにはならないでしょうか。
清潔な環境もほどほどにしておかないと免疫が自分を攻撃し始めます。
あぶらこぼし鍼灸院では、喘息、アトピー、リウマチなどの患者さんもこられます。
ぜひいちどお問い合わせください。
住所:657-0011 神戸市灘区鶴甲5丁目1-50(地図はこちら)
電話:078-843-3980
メール:adgjmptw_98@protonmail.com
コメントを残す