神戸市　灘区　あぶらこぼし鍼灸院

あぶらこぼし鍼灸院のとがわです。

肥満は食生活、遺伝などいろいろ原因は議論されています。

数値上肥満といわれるかたは、原因が本人の責によらないものであることをのぞむでしょう。

それは気持ちのモンダイであり、社会的な評価のモンダイです。

しかし肥満であることは単純に死につながるリスクを上げます。

糖尿病にもなりやすいでしょうし、血管が詰まるリスクも高くなるでしょう。

WHO（世界保健機関）のサイトには「過体重は過剰な脂肪沈着の状態です」（https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/obesity-and-overweight）と規定しています。

もっと厳密な基準も提示しています。

大人は過体重がBMI25以上、肥満は30以上

子供は5歳以下と５～19歳に分けて細かく規定しています。

肥満の原因は、「わからない」が正しいと思います。

WHOは肥満の大部分が管理可能であるとしています。

上記の引用に含まれますが、そのまま掲載いたします。

「個人レベルでは、人々は、先入観から始まり、初期の時期に継続するライフサイクルの各ステップで予防的介入を採用することによって、リスクを減らすことができるかもしれません。これらには以下が含まれます:

• 妊娠中の適切な体重増加を確実にする。
• 出生後最初の6ヶ月間に排他的な母乳育児を実践し、24ヶ月以上まで母乳育児を続ける。
• 健康的な食事、身体活動、座りがちな行動、睡眠に関する子供の行動を、現在の体重状況に関係なく支援する。
• スクリーン時間を制限する。
• 砂糖入り飲料やエネルギー密度の高い食品の消費を制限し、他の健康的な食事行動を促進する。
• 健康的な生活(健康的な食事、身体活動、睡眠時間と質、タバコとアルコール、感情的な自己規制を避ける)をお楽しみください。
• 総脂肪および糖からのエネルギー摂取量を制限し、果物や野菜、マメ科植物、全粒穀物、ナッツの消費を増やす。
• 定期的な身体活動に従事する。

医療従事者は、

• 保健施設にアクセスする人々の体重と身長を評価する。
• 健康的な食事とライフスタイルに関するカウンセリングを提供する。
• 肥満の診断が確立されたとき、健康的な食事、身体活動、医学的および外科的措置を含む統合された肥満予防および管理健康サービスを提供する。
• 他のNCD危険因子(血糖、脂質および血圧)を監視し、精神障害を含む併存疾患および障害の存在を評価する。

個々の人々の食事と身体活動のパターンは、主に個人的な選択を大いに制約する環境的および社会的条件の結果です。肥満は個人の責任ではなく社会的責任であり、健康的な食事と定期的な身体活動を日常生活の中で最もアクセスしやすく、利用可能で手頃な価格の行動として埋め込む支援的な環境とコミュニティの創設を通じて解決策が見つかります。

肥満の増加を止めるには、食品製造、マーケティング、価格設定などの多分野にわたる行動や、健康のより広い決定要因(貧困削減や都市計画など)に対処しようとする他の行動が必要です。

そのような政策と行動には以下が含まれます:

• より健康的な食品の選択肢を利用可能で、アクセス可能で望ましいものにする健康的な食品環境を作り出すことを目的とした構造的、財政的および規制的措置。
• リスクを特定し、予防し、治療し、管理するために設計され、装備された保健セクターの対応。これらの行動は、NCDsに対処し、プライマリ・ヘルスケア・アプローチを通じて医療システムを強化するためのより広範な取り組みを基礎とし、統合する必要があります。

食品業界は、以下によって健康的な食事を促進する上で重要な役割を果たすことができます。

• 加工食品の脂肪、砂糖、塩分を減らす。
• 健康で栄養価の高い選択肢がすべての消費者に利用可能で手頃な価格であることを保証する。
• 砂糖、塩、脂肪、特に子供やティーンエイジャーを対象とした食品のマーケティングを制限する。
• 健康的な食品の選択肢を確保し、職場での定期的な身体活動の実践を支援する。」

以上です。

まあ肥満・過体重を防ぐのは容易ではないということです。

わたしは、油の管理ができればほぼ達成可能なのではと思います。

あぶらコッテリのものを口にしなければあまり食欲わきませんし。

わたしけっこう痩せてると思います。そのあたりご興味がある方はお問い合わせください。

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