|場所・探し方・お灸のセルフケア
公孫(こうそん)は、足の太陰脾経(あしのたいいんひけい)に属するツボです。
足の内側にあるツボで、脾経の流れを整える目的で用いられます。
東洋医学では「脾」は飲食物から身体に必要なものを作り、全身へ運ぶ働きと関係すると考えられています。
公孫は脾経の絡穴(らくけつ)であり、八脈交会穴(はちみゃくこうえけつ)のひとつとしても知られています。
照海と組み合わせて施術されることもあります。
公孫の場所
足の内側、親指の付け根の骨の出っ張りの後ろ側にあります。
足の親指側にある大きな骨(第1中足骨)の後方で、骨の際にあるくぼみが目安です。
足裏と足の甲の境目付近を探すと見つけやすくなります。
押すと少し響くような感覚が出る場合があります。
公孫に期待される働き
東洋医学では、脾経の巡りを整えるために用いられるツボです。
セルフケアとして活用されることが多いお悩み
- 胃の不快感
- 食欲の乱れ
- お腹の張り
- 冷え
- むくみ
- 疲れやすさ
- ストレスによる胃腸の不調
などのケアに利用されることがあります。
東洋医学からみた公孫
東洋医学では「脾」は、食べたものから気血を作る土台となる臓と考えられています。
脾の働きが乱れると、身体に必要なものを作る力や巡らせる力が低下すると考えられています。
公孫は脾経上の重要なツボとして、
- 胃腸の働き
- 水分代謝
- 身体の重だるさ
- 全身のエネルギー調整
などを目的に活用されることがあります。
お灸のやり方
- 公孫の位置を探す
- 台座灸を貼る
- 心地よい温かさを感じる程度で行う
左右とも行うのがおすすめです。
足の内側は冷えやすい方も多いため、じんわり温める感覚で行います。
このような方におすすめ
- 胃が疲れやすい
- お腹が張りやすい
- 食後に重さを感じる
- 足が冷える
- むくみが気になる
- 疲れやすい
- ストレスで胃腸に影響が出やすい
セルフケアのポイント
公孫は単独でも使われますが、
- 照海(内くるぶし下)
- 三陰交(内くるぶし上)
- 血海(膝上内側)
- 足三里(膝下)
などと組み合わせて、胃腸や下半身の巡りを整えるセルフケアとして活用されることがあります。
特に公孫と照海は、八脈交会穴の組み合わせとして、身体の内側のバランスを整える目的で用いられることがあります。
お灸は熱さを我慢せず、心地よい温かさを目安にしてください。
よくある質問
Q:公孫は胃の不調にも使えますか?
A:公孫は脾経のツボとして、胃腸の調子や食欲、腹部の不快感に関連するセルフケアで活用されることがあります。
Q:照海と一緒に使えますか?
A:はい。公孫と照海は八脈交会穴の組み合わせとして知られています。
関連ページ
胃の不調
冷え
むくみ
自律神経失調症
照海
三陰交
血海
足三里