長い時間座って作業をされる患者さんが腰痛で来院されました。
この患者さんの「座って」とは、いわゆるウンコ座りの状態です。
その状態で一日中作業されているそうです。
ベッドにあおむけに寝ていただくと、足を伸ばして寝られません。
というか、腰が伸びません。
知り合いに腰が曲がっているといわれ、「老けた」といわれたそうです。
病院で診てもらうと、骨に異常はないと言われたそうです。
一日中腰を曲げた状態だと、頭はその状態がふつうであると考え、どんどん腰を曲げた状態に最適化されます。
そうなると腰を伸ばすと辛くなりますし、痛みが出ることもあります。
カラダに腰を伸ばした状態が基本姿勢だとプログラムをしなおすのはなかなかむずかしいですが、腰を中心に鍼灸施術し、腰を伸ばすストレッチをやってもらいました。
はじめはなかなか伸びませんでしたが、3回目の来院で腰は伸びました。
患者さんもはじめはあきらめ口調でしたが、腰委が伸びた時には、「あー、腰、のびたねー」と言って驚いていました。
あきらめられてしまう前になんとか間に合いました。
鍼灸に対する世の中の認知度があまりにも低いために、いつも試されることにはもう慣れてしまいましたが、いつも患者さんとのやりとりはこんなものです。
難しい症状もあきらめないことは大切です。
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