頭痛が続く状態とは
頭痛が続く場合、単に「頭が痛い」という局所の問題だけでなく、
- 神経の過敏状態
- 筋肉の緊張
- 血流調整の乱れ
- 睡眠・ストレスによる自律神経の乱れ
などが関係していることがあります。
特に慢性的な頭痛では、痛みを感じる神経が敏感になり、少しの刺激でも痛みとして感じやすくなることがあります。
① 自律神経の乱れと頭痛
ストレスや緊張が続くと、
交感神経↑
↓
筋緊張↑
↓
血管・神経調整の乱れ
↓
頭痛
という流れが起こります。
特に多いのが、
緊張型頭痛
特徴:
- 頭を締めつけられる感じ
- 重い
- 鉢巻きを巻いたような痛み
- 首・肩こりを伴う
- 夕方悪化しやすい
原因として:
- 僧帽筋
- 後頭下筋群
- 側頭筋
などの過緊張が関係します。
② 片頭痛タイプ
片頭痛では、単なる血流だけではなく、神経の興奮性が関係します。
特徴:
- ズキズキする
- 片側が多い
- 光・音がつらい
- 吐き気
- 動くと悪化
自律神経では、
ストレス時:交感神経緊張
↓
緊張が抜ける時:血管・神経反応が変化
↓
頭痛
というパターンもあります。
「休日になると頭痛が出る」という人もいます。
③ 首・後頭部と頭痛
首の筋肉や関節からの刺激は、三叉神経など頭部の痛みに関係する経路へ影響します。
よくある状態:
- 首が回らない
- 後頭部が重い
- 目の奥が痛い
- こめかみが痛い
特に、
- 後頭下筋群
- 胸鎖乳突筋
- 僧帽筋
の緊張は確認ポイントです。
東洋医学的な見方
① 肝陽上亢(ストレス・怒り・緊張型)
特徴:
- 側頭部の頭痛
- ズキズキ
- イライラ
- 目の疲れ
- のぼせ
考え方:
肝の疏泄が乱れる
↓
気が上に上がる
↓
頭部症状
関連穴:
- 太衝
- 合谷
- 風池
② 気血不足型(疲労型)
特徴:
- 鈍い頭痛
- 疲れると悪化
- 朝から重い
- めまい
- 顔色がすぐれない
考え方:
頭部を養う気血が不足。
関連穴:
- 足三里
- 三陰交
- 百会
③ 痰湿型(重だるい頭痛)
特徴:
- 頭が重い
- 霧がかかった感じ
- 胃腸が弱い
- むくみ
関連穴:
- 豊隆
- 陰陵泉
- 足三里
④ 寒邪・血瘀タイプ
特徴:
- 固定した痛み
- 刺すような痛み
- 冷えると悪化
関連穴:
- 太衝
- 三陰交
- 温灸など