陽陵泉(ようりょうせん)とは?-甲南山手 鍼灸院 自律神経

|場所・探し方・お灸のセルフケア

陽陵泉とは

陽陵泉(ようりょうせん)は、足の少陽胆経(あしのしょうようたんけい)に属するツボです。

膝の外側にあるツボで、胆経の流れを整え、筋肉や関節の調整を目的として用いられます。

東洋医学では「胆」は決断力や気の巡りと関係すると考えられており、胆経は身体の側面を通る経絡として知られています。

陽陵泉は胆経の合土穴(ごうどけつ)であり、筋会(きんえ)の働きとも関係する重要なツボです。

陽陵泉の場所

膝の外側にある骨の出っ張り(腓骨頭・ひこつとう)の前下方にあります。

膝の外側で、丸く出ている骨を探し、その少し前下方にあるくぼみが目安です。

足首を動かすと筋肉や腱の位置が分かりやすくなる場合があります。

押すと響くような感覚が出ることがあります。

陽陵泉に期待される働き

東洋医学では、胆経の巡りを整えるために用いられるツボです。

セルフケアとして活用されることが多いお悩み

などのケアに利用されることがあります。

東洋医学からみた陽陵泉

東洋医学では、胆経は身体の側面を通り、側頭部・首・肩・脇・股関節・足の外側などと関係すると考えられています。

また、肝と胆は表裏関係にあり、肝の「疏泄(そせつ)」と呼ばれる気の巡りとも関連するとされています。

陽陵泉は胆経上の重要なツボとして、

などを目的に活用されることがあります。

お灸のやり方

  1. 陽陵泉の位置を探す
  2. 台座灸を貼る
  3. 心地よい温かさを感じる程度で行う

左右とも行うのがおすすめです。

膝周辺は骨の近くで熱を感じやすいため、熱すぎる場合は調整してください。

このような方におすすめ

セルフケアのポイント

陽陵泉は単独でも使われますが、

  • 足臨泣(足の甲・胆経)
  • 太衝(足の甲・肝経)
  • 外関(前腕・三焦経)
  • 風池(後頭部)
  • 肩井(肩)

などと組み合わせて、身体の側面や筋肉の緊張を整えるセルフケアとして活用されることがあります。

特に、

陽陵泉(胆経)

太衝(肝経)

は肝胆の巡りを意識した組み合わせとして用いられることがあります。

お灸は強い刺激よりも、じんわり温かい刺激を継続することが大切です。

よくある質問

陽陵泉は肩こりにも使えますか?

陽陵泉は胆経のツボとして、首肩や身体の側面の緊張に対するセルフケアで活用されることがあります。

陰陵泉とは違いますか?

はい。
陰陵泉は足の太陰脾経で水分代謝と関係するツボ、陽陵泉は足の少陽胆経で筋肉や身体の側面との関係が深いツボです。

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