|場所・探し方・お灸のセルフケア
列缺(れっけつ)は、手の太陰肺経(てのたいいんはいけい)に属するツボです。
手首の親指側にあるツボで、肺経の流れを整える目的で用いられます。
東洋医学では「肺」は呼吸だけでなく、外からの刺激への対応や、身体の表面を守る働きとも関係すると考えられています。
列缺は肺経の絡穴(らくけつ)として、古くから首・肩周辺や呼吸に関係する不調の施術に活用されてきました。
合谷、風池、天突、尺沢などと組み合わせて施術されることもあります。
列缺の場所
手首の親指側にあります。
親指側の手首の横ジワから、肘方向へ指1.5本分ほど上がった場所が目安です。
手首の親指側にある骨の出っ張り(橈骨茎状突起)の少し上にあるくぼみを探します。
手を握ったり、親指を軽く動かすと探しやすくなる場合があります。
列缺に期待される働き
東洋医学では、肺経の巡りを整えるために用いられるツボです。
セルフケアとして活用されることが多いお悩み
- 首こり
- 肩こり
- のどの違和感
- 鼻の不調
- 季節の変化による体調管理
- 呼吸の浅さ
- 緊張やストレス
などのケアに利用されることがあります。
東洋医学からみた列缺
東洋医学では「肺」は呼吸を通じて外界と関わる臓と考えられています。
また、肺は「気」の巡りや身体の表面を守る働きとも関係するとされています。
列缺は肺経の重要なツボとして、
- 呼吸の調整
- 首や肩の緊張
- 外からの刺激による体調変化
- 気の巡り
などを整える目的で活用されることがあります。
お灸のやり方
- 列缺の位置を探す
- 台座灸を貼る
- 心地よい温かさを感じる程度で行う
左右とも行うのがおすすめです。
手首周辺は皮膚が薄いため、熱さを感じたら無理せず外してください。
このような方におすすめ
- 首や肩がこりやすい
- 呼吸が浅く感じる
- のどや鼻の不調が気になる
- 季節の変化で体調を崩しやすい
- 緊張しやすい
- ストレスで身体がこわばる
セルフケアのポイント
列缺は単独でも使われますが、
- 合谷(手の甲)
- 風池(後頭部)
- 内関(前腕)
- 足三里(膝下)
などと組み合わせて、首肩や全身の巡りを整えるセルフケアとして活用されることがあります。
お灸は「熱い刺激」よりも、じんわり温かい刺激を目安に行うことが大切です。
よくある質問
Q:列缺は肩こりにも使えますか?
A:列缺は肺経上のツボとして、首や肩周辺の緊張に対するセルフケアで活用されることがあります。
Q:左右どちらにお灸をすればよいですか?
A:基本的には左右両方に行うことができます。
身体の反応を見ながら心地よい範囲で行ってください。
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